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経済成長理論入門―新古典派から内生的成長理論へ






そういえばレビューしていなかったので思い立って更新。
こちらはゼミに配属されて最初に使ったテキスト

タイトルにある通りソローモデルから(簡易化された)ローマーモデルまでを扱う。経済成長理論は単体で学部レベルの単著があまり出ていないので成長論を学びたいという学部生にはオススメ出来る。

経済成長理論と言うと学部の授業だとマクロ経済学の終盤で申し訳程度で(おそらく駆け足で)取り扱われる。とまあスケジュールの兼ね合いでじっくり成長論をやるってことが授業でもあまりないだろうと思います。一方で、大学院のマクロは概してラムゼイモデルや世代重複モデルなど成長論から始まることが多いですね。


とまあ、成長論∧邦書∧入門的という集合に入るのがほとんど無いので、コンパクトにさっと成長論を齧ってみたいという意欲的な学部生にはオススメ出来ると思います。


大学院レベルになると成長論のみを扱ったテキストは増えるんですけどね(Barro,Acemoglu,Aghion-Howitt)



内容はソローモデルの導入から始まり、技術やアイデアってのが経済成長とどういった関連があるのかを説明した章を挟み、簡易化されたローマーモデルを紹介します。ソローモデル(収穫逓減)の世界から内生的成長理論(収穫逓増)の世界へと理論が広がっていくのが終えるかと思います。


惜しむらくは扱うトピックが狭いことでしょう。技術に関する内生的成長理論しか取り扱っていません。教育や公共投資なども取り扱ってみて欲しかった所。やや著者の解釈が出過ぎているところもあるとか。


とはいえコンパクトですし邦書ですし使い易い一冊ではあると思います。練習問題も各章にあります。狐につままれたような問題も無いわけではないですが、回帰とったりする問題もあったりと楽しめると思います。
[ 2010/02/01 23:01 ] Bookレビュー | TB(1) | CM(0)
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